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響和堂Blog 『 湧玉 wakutama 』

Shasta-4:シャスタの雲とバナナブレッド

パンサーメドウズから、再びマウントシャスタシティへ戻る。
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なんだか不思議な雲。
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街なかにある有料望遠鏡。可愛らしい。
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リンゴの樹が、庭に植えられている家が多い。
寒さに強いし、食料になるからだ。
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可愛らしい雑貨屋さんで買い物をした後で、まだ何軒か廻ってみようかと
思ったら、飲食店を除いて、日曜日はほとんどのお店が16時か17時で閉店。
休みの店も多い。
ホテルに帰って、ゆっくり夜を過ごそう。

私の泊まっているロッジのドアノブに、なにやら袋がぶら下がっている。
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「 Hi ! 映美 今日は如何でしたか? 明日お会いしましょう。 Yより 」
実は、私をシャスタに導いた水先案内人は、Y氏だった。

今年の春まで、私はシャスタという地名さえ知らなかった。
シャスタを訪れたことがあるという人と友達になったと同時に、あるイン
ターネットサイトで偶然Y氏の存在を知り、その友達と旧知の仲であること
がわかった。それからシャスタに繋がるシンクロが度々重なると、これは
もうシャスタに行くしかない!という気持ちになり、「秋の休暇はハンガリー
へ…」と発券してあったブダペスト行きの航空券をキャンセルして、サンフラ
ンシスコ行きに変更したのだった。
Y氏は現地に住む、日本語の堪能な男性だ。
「私がシャスタを訪れる時には、時間のご都合がつくようでしたら、是非
お会いしたいです!」とメールを送った。
そして彼は「出来る限り仕事を調整して、一人で行くことが難しい場所へ
ご案内しましょう。ネイティブアメリカンの特別な儀式に参加できるよう、
取りはからってあげますよ。」と約束してくれた。

シャスタに到着した夜にY氏に電話して、2日後に会う約束をした。
そう、明日会うことになっていたのに、私が外出しているのを承知で、仕事
の合間に手作りのバナナブレッドを届けてくれたのだ。
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彼がプロ並みに料理が得意であるということは、メールのやりとりの中で
わかっていたが、すぐに会う時間を作ることができないから、せめてもと
手作りのプレゼントを用意してくれるとは、なんという優しい心遣い。
ひとりのディナーは、バナナブレッドとチキンとサラダで大いに満たされた。

ゆったりしたバスタブで半身浴しながら本を読み、ジャグジーで疲れを
ほぐす。こんなにのんびりと、ひとりの夜を過ごすのは久し振りだ。
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旅先には必ず持って行くキャンドル。
お香は、森で拾った松ぼっくりに立ててみる。 なかなか素敵。
手前にある石は、パンサーメドウズの小川の中にあった石。手のひらに
のせただけで、そのエネルギーが心と身体に響く。

素晴らしい一日だった。
今夜は、早めにベッドに入ろう。 至福。

(※後で聞いたのですが、カリフォルニアのホテルの客室では、キャンドル
やお香などの火気厳禁だそうです。よい子は真似をしないように…。)
by kyowado | 2008-10-29 21:37 | シャスタ旅行記