2009年 01月 31日
シャスタそして高天原
http://kyowado.exblog.jp/10596282/
「神鏡」に関する興味深いサイトをみつけました。
個人で所蔵していらっしゃる古代・中世・近世の鏡の紹介と、鏡の歴史と
変遷、そして鏡をめぐる考察がまとめられている「神鏡と宇宙」という
サイトです。
この中のあるページを開いたとき、「あ、シャスタ山だ!どうしてここに?」
と、一枚の画像が目にとまりました。
ところが、文章を読むと、それは何と “ 阿蘇高天原 ”のシルエット!
これが私の撮影したシャスタ山の写真。
あまりに似ているので、驚きました。
「 母なる大地があたかも子を産む瞬間のような巨大な陰(ほと)の形。この
自然の形を起点として、巨大な岩とマウンドが阿蘇から熊本市にかけての
50km にわたる直線上から全く外れることなく配置されている。この聖な
る直線が、「高天原」の背骨、中心軸である。
この直線上に配置された巨岩と巨大なマウンドから、さらに巨石が八方に、
きわめて高度な幾何学によって正確に置かれている。これらの岩、マウン
ド、石の全ては、太古の聖人(ひじり)たちによってそれぞれの意味を与
えられた。いかなる人間であろうとも、 「高天原」を体験するとき、母な
る大地が子を孕む姿、子を産む姿を目の当たりにする。「高天原」体験と
は、世界最大の火山カルデラ阿蘇という巨大な子宮の中で、大地母神の胎
内へ回帰することによって、深遠なる神秘の中に身を置く事ができる体験
のことである。 」
そう、記述がありました。
高天原は“ 天地のはじめ、神々の生まれ出る場所 ”とされ、天上界にあるとも
地上界に実在するとも言われ、日本各地に「高天原」と呼ばれる場所があります。
どこも聖なる場所として、天と地を繋ぐ場所として、そこに神の存在をみて
おり、どこが本当の高天原であるかを論じるつもりはありません。
しかしながら、2007年7月に不思議な導きで “ 阿蘇高天原 ” その中心である
「幣立神宮」を訪れた時に立てた “ 和の心を伝える ”という志から始まった
響和堂の活動です。それからまた導かれて訪れた聖地・シャスタが、この高天原
と驚くほど相似していることには、とても偶然とは思えぬ繋がりを感じました。
シャスタ山は富士山とエネルギー脈が繋がっているということは、たくさん耳
にしていましたが、シャスタと阿蘇高天原の繋がりに関する話は一度も聞いた
ことがありません。ネットで調べてみても、そういう記述は一切ありませんで
した。おそらく、私が最初の発見者?!
シャスタ(男性エネルギー)とシャスティーナ(女性エネルー)の男女のエネ
ルギーの融合からなる聖なる火山・シャスタには、古くから「 子宮 」として
ネイティブアメリカンの出産の場所にも使われていた聖地“ プルート・ケイブ ”
という洞窟があります。ここを訪れて祈った時に現れた、たくさんの精霊たち
が、私を祝福してくれたのも阿蘇高天原のある国から来たことを感じたのかも
しれません。(幣立“ ヘイタテ ” は、ホピ族の言葉で “ 扉を開く ” という
意味があり、日本の幣立の宮に関する言い伝えも太古からホピ族に残っている
そうです。)
私は、ここに神さまの大きな愛を感じます。
神さまはこの地球のあちこちに、こうした高天原、聖なる場所を配し、私たち
を見守り、導き、癒しとパワーを与えてくださっているのだと。
シャスタも高天原のひとつなのだと。
“ 高天原は蘇る ” と題されたこのページは、こう締めくくられていました。
「 孕む姿に象徴される、神と聖人の織り成した聖地の記憶を、古事記の作者
は「高天原」(原=腹)としてとどめ、そして「高天原」を築きあげた聖
人の叡智は、全世界に広がっていった。メソポタミア、エジプト、インド、
ギリシャをはじめ古代の様々な文明が、偉大な外来者の影響のもと、高度
な自然科学を駆使した建造物を持つが、それらを造り出した叡智の原型が、
まさしく「高天原」に秘められている。 」
このサイトを管理していらっしゃる方にメールを送り、この “ 気づき ” を伝え
て、画像と文章の転載をお願いすると、快く了解してくださいました。
阿蘇高天原とシャスタ山が同じシルエットを持つことは、ご存知なかったそうで
「 そのあまりの相似に、まさに “ 神は大地をして語らしむ ” という言葉を
思い出しました。教えていただきありがとうございます。 」そして、
「 サイトは、阿蘇高天原賛美みたいになっていますが、実のところ、シャスタ
山や富士山のように、世界中には様々な聖地があり、そのどれもが同じよう
に人類に残された素晴らしい贈り物であると思います。
これらを「点」として、それがつながって「線」となりそして世界をおおう
「面」と進化して、この地球全体が本物の聖地になればと、心から祈って
います。 」というメッセージを頂戴しました。
なんて素晴らしいメッセージでしょう。
私は喜びに満たされて、とても幸せな気持ちになりました。
この“ 気づき ”、そしてこのご縁を心から感謝します。
■ 神鏡と宇宙
http://we.magma.jp/~ark/sinkyou_utyuu/
by Emi Nakamura