2009年 07月 16日
Live 「 AKI & KUNIKO 」
待望の「 AKI & KUNIKO 」のライブです。
AKIは「 銀座アコースティックナイト 」 のライブ日記にも登場した“ アコー
スティック界のジミ・ヘンドリックス ” の異名を持つギタリストのAKIさん。
KUNIKOは、生田流の大師範である箏演奏家、帯名久仁子さんです。
2010年10月10日の響和堂コンサートに出演していただくことになっている
ユニットですが、実は、生演奏を聴くのはこの日が初めて。
そう、今年の出演者のほとんどがそうであるように、偶然とは思えない出会い
の中で演奏を聴く前に直感して出演交渉をしてしまった…という、同じ流れが
脈々と続いているのでした。(笑)
AKIさん・KUNIKOさん、それぞれ別の場面での演奏は聴いたことはあり、
素晴らしい技術と感性は承知していましたから、その二人の生の響きを浴びる
のを心待ちにしていました。
いや、マジで、何がどうしてどうなったら、こんなハーモニーが生まれるの?!
本能のおもむくままに…。
自然にまかせて…。
箏をいう楽器でありながら、邦楽の枠を飛び越えて、ギターの響きと混ざり合
う新しい音の世界なのに、実に「 和 」、まさしく「 和 」 を感じる演奏なの
です。
「 仲村さんさぁ、この間出演依頼してくれたけど、オレ達の演奏聴いたの初め
てじゃない? 正直、どうでした?」とAKIさん。
ライブの前に、どうやら私の 「 聴いてもいないのに気まぐれ発言? 」 と思わ
れてもおかしくない出演交渉を不思議に思っていらしたようで…
「 私の直感は正しいって、確信しましたよ。AKIさんのギターの音色、KUNIKO
さんの箏の音色、そして二人が重なり合った音色、すっごくすっごく私の好み
です。私の好みの音だから、絶対出てもらいたいんです!」
息が合ったなんていう表現とは質が違う、二人の融合。
思いつく言葉は…そう、ソウルメイトサウンド。
息が合ってるどころか、魂が合っていると実感できるエネルギーが、ドクドク
と流れてくるのです。
「 私、お二人に会えて、よかった。今夜はとっても嬉しい。」
笑顔の二人に見送られながら、ライブハウスを後にした心躍る夜でした。
by Emi Nakamura