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響和堂Blog 『 湧玉 wakutama 』

中世のマリア賛歌

浩子です。
今ごろ、映美先輩はお伊勢さんからどのあたりを旅しているのでしょう?
(い~~な~~。。。)
私のシルバーウィークは、都内をちょろちょろと動いて過ごしております。
土曜日に、友人の出演するコンサート 「中世のマリア賛歌」 に行きました。
場所は、赤坂にある “ 女子パウロ会 聖堂 ” です。カトリックでは教会、教会堂では
なく、聖堂と呼ぶそうです。聖堂の中は、卵のように横に広い楕円の形、天上は高く
青いステンドグラスから光が射しこんでいました。
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余談ですが、マザー・テレサが1981年に初来日された時、こちらの聖パウロ女子修道会
に宿泊をされたそうです。この場所でマザーは祈られたのでしょうか。
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~中世のマリア賛歌~
 このコンサートのプログラムは、神の一人子イエス・キリストの母、マリアを讃える
 歌を中心に集められています。中世では、マリア信仰がもっとも盛んであり、聖歌
 の他にも様々なマリア賛歌が数えきれないほど作曲され歌われました。
 絶え間ない戦乱と飢餓と疫病に苦しめられ、暗黒時代といわれる中世を生き抜いた
 人々の救いへの願いを、音楽を通して感じていただければと思います。

結婚式などで歌われる讃美歌とはまるで違いました。
旋律はあまり耳慣れないもので、とてもシンプルで静かで、悲しい。
中近東の音楽の音階にも少し似ていると感じました。
聖堂は石と木でつくられているので、声の響きが素晴らしく、とくにグループの指導を
される 花井尚美先生の声は、キラキラと光の粒がこぼれるようで聴き惚れました。
グループの名前は、「中世女声アンサンブル ド・リーフデ」。
出演者は先生と11人のメンバー。ほかにテノール1名、楽器は、フィドル(中世の
ヴァイオリンのような古い楽器)、オルガネット、ゴシックハープ、パーカッション(たいこ)。

写真は、オルガネット。背面がふいごになっており、左手でふいごを、右手で木の鍵盤を
弾きます。パイプオルガンのようでもあり、アコーディオンのようでもあり。
フィドルとオルガネットのみの演奏も何曲かあって素朴でありのままな音色は心地よく、
バッハが活躍するのはずいぶん後の時代ですが、そのオルガン曲の原型のようだなあ…
と感じました。
中世のマリア賛歌_c0173978_3102926.jpg
和の音楽に浸った日々でしたので、がらりとちがう文化圏の音色に触れて面白かったです。
時代を超えて伝えられる音楽はすばらしい…そして音楽は、その時代を伝え、人の心を伝える
のだなあ…と感動した体験でした。
by kyowado | 2009-09-22 09:22 | Live