2009年 10月 22日
日本橋 べったら市
友人の会社が小伝馬町駅近にあり、「べったら市に来ない?」と誘ってもらって
行ってきました。
べったら市は、江戸時代の中ごろから、宝田恵比寿神社の門前で10月20日の
恵比寿講(商家で恵比須をまつり、親類・知人を招いて祝う行事)にお供えする
ため、前日の19日に市が立ち魚や野菜、神棚などが売られるようになったのが
その起源だそうです。いつからかここで売られる「べったら漬」が評判になり、
べったら市 という名が定着したとのこと。
べったら漬けとは、浅く塩漬けした大根を、米麹の床に本漬けにした甘い漬け物
で、東京特産の漬け物の代表格。
大伝馬町周辺のビル街の谷間、ずらっと露店が並びます。
予想以上に露店の数が多く、ちょうどお昼時で、周辺の会社員やOLが集まってきて
わいわいと賑わっていました。
さて、べったら漬け、屋台のおじさんに勧められて試食・・・あ、あま~い!
シャキシャキと歯ざわりが新鮮でとってもおいしいです。
「ぐるっと回っていろんな店のを食べ比べてみて!きっとうちのが一番美味しいから!!」
江戸っ子らしい気風のよさ、べったら漬けだけで十数軒はあったでしょうか?
さて、お腹はぺこぺこ、食べモノを売っている屋台のチェック、ランチの物色です。
焼きそば、大たこ焼き、広島風お好み焼き、モツ煮込み、焼き鳥、イカ焼き、おでん、
ちぢみ、焼きビーフン、ドネルサンド、トッポギ、歩いているだけでワクワク。
圧巻だったのは、チャプチェ(韓国春雨の料理)の屋台のおばちゃん。
蓋が浮くくらいテンコ盛りにして、手作りのキムチも乗っけて、輪ゴムで無理やり
閉じています。
他の屋台(その前に購入したやきそば等)の控え目な量とはケタ違いのサービスに
目は釘付け、ついつい並んでしまいました。
おばちゃんの心意気がかっこよくて「手元だけ写真撮らせてもらえますか?」と
声をかけたら「こんなの写したって~」と言いつつ、更にテンコ盛りに(笑)
もちろんお味も良くって大満足!
友人達といろいろチョイスして、粉もの中心のランチ(チャプチェ、やきそば、ちぢみ、
たこ焼き、玉ひでの煮卵)、デザートはベビーカステラ。
粉はあとから膨れます。夜までお腹いっぱいでした。。。