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響和堂Blog 『 湧玉 wakutama 』

宮下文書をみる

宮下本家の庭にある蔵に、その古文書は納められています。
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あいにくの雨。
大切な古文書ゆえ、雨の日には決して蔵を開けないことになっていました。
しかし、私たちの来訪の為に前もって一部出しておいてくださったので、ありが
たいことに、この目で実物をみることができたのです。
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右奥に座っていらっしゃるのが、本家の宮下義孝翁。
そのお隣が徐福研究の第一人者、帝京学園短期大学教授でいらした富士山徐福館
の土橋寿先生。古文書を広げて、土橋先生がいろいろと解説をしてくださいました。
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これが宮下文書です!
表面にはかなりシミがありますが、これは度重なる富士山の噴火から古文書を
守るために、巻物を湖に沈めて保管したからだそうです。
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宮下文書全499巻を写真に撮り、記録した資料も見せていただいたのですが、
何気なく開いたページに、山中湖周辺の地図がありました。
右側の「 宇宙湖 」と書いてある湖、これが今の山中湖です。「 うつこ 」と読むの
だそうです。今の住所で「 南都留郡山中湖村平野 」にあたる所が「 宇宙湖宇宙野 」
です。なんだかUFOがやって来て離着陸してた所みたい!と人知れず興奮。

この古文書は古事記・日本書紀をはじめ、神代の時代から日本国の成り立ち、天皇家
の歴史を根底から覆す内容を含んでいるため、ひと目に触れて葬り去られることの
ないよう、何百年にも渡ってひっそりと守り継がれていました。真偽はともかく、
その古文書の持つ例えようのないエネルギーを感じ、圧倒されました。
そして、この場に集まった人達。私にとって宮下周平さん以外は、みな初対面の方
です。しかしながら、前世のご縁で導かれたとしか思えないような繋がりを感じる
のです。
富士山は、山口県岩国市で高校生活を送っていた頃、不思議な巡り合わせて知り合っ
た南こうせつさんが住んでいらして、ご夫婦にとても可愛がっていただいたので、
度々訪れていた懐かしい場所。私は富士山で「 人の道 」や「 神の存在 」、「 これ
からの地球と宇宙について 」などを、宗教を超えて、大きな愛を感じながら学び
ました。
紫帆さんは私が昨年訪れて素晴らしい体験の数々を得た北カリフォルニア・シャスタ
山で奉納演奏をしていらっしゃるし、富士山写真家のロッキー田中さんは、私の
勤務先の目と鼻の先にギャラリーがあり、先般訪れたばかりの伊勢からいらした方
など、何故かとてもとても近いところで繋がりがあるのです。
面白いなぁ…。
「 宮下文書 」、貴重なものを見せていただき、本当にいい体験ができました。
土橋先生はこの後、たくさんの資料を私の自宅に送ってくださり、そのお心遣いも
しみじみとありがたく、心が喜びで満たされました。
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さて、宮下本家を出て、明日見の蓮池へ行くと、徐福の像があります。
次に福源寺へ。
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ここには、徐福が長寿の末に、鶴になって昇天したという伝説の鶴塚があります。
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… 続く …

by Emi Nakamura
by kyowado | 2009-11-11 21:21 | ちょっとお出掛け