2010年 03月 04日
雪の武尊温泉 その1
私は花粉症です。
都会は花粉+排気ガスや粉塵が混ざってるから凶悪なんだよ。
だから山のほうが混ざり物がないぶん、楽らしいよ。
・・誰かがテレビで言ったのでしょうか。そんな都市伝説を真に受けて・・
そうなんだ!!と去年3月に長野山奥にある温泉に行きました。露天風呂に浸か
ると目の前3mのところに杉木立。ぶるんぶるんと花粉いっぱいの枝を揺らして
いました。
その夜、くしゃみ鼻水の大発作・・。
都内に戻っても一週間体調悪く、二度と3月に山は行かない、と誓いました。
そんなトラウマがあるものですから、まだ安全な2月に群馬の温泉に行ってきました♪
武尊温泉(ほたかおんせん)は薄根川源流近くに位置する、太古の昔に日本武尊
が東国行脚の際に立ち寄ったと伝えられる秘湯の雰囲気が漂う温泉・・・です。
JR上越線沼田駅から循環バスに乗って40分、これが…久々のバスに酔ってしま
いダウン。固く目を閉じて耐えていましたが、途中顔を上げると雪景色の中を走
っていました。
武噂温泉、萱の家(かやのいえ)に到着。
~ 武尊温泉『萱の家』は、群馬県の北部、川場村に位置し、日本百名山のひとつ
にも選ばれている武尊山の山麓に、ひっそりと佇む古民家風情あふれる わずか全
6室の素朴なお宿です。 ~ (HPより)
この宿は30年前、近隣の川場村、白沢村に古くからあった5軒の萱葺き古民家を
譲り受けて解体し、移築再生したものだそうです。貴重な先人の遺産に現代的な
意匠を取り入れながら、修繕を行い、大切に維持してこられたもの。
すばらしい外観に見惚れてしばし足が止まりました。
十畳の和室、畳は床暖房でほんのり温かく、天井は高く大きな梁でしっかりと組まれています。
材木屋の娘としては、こういう古い太い木を見るだけでテンションがアップ!アップ!
テレビはなく静かな時間がただ流れます。
露天はありませんが、天井が高くて広々とした明るいお風呂です。総檜の湯船には
田の字に板が渡してあり、そこに頭をもたげて寛ぐことができます。さらりとした
柔らかいお湯でした。
でも!広すぎて、真冬にはちょっと寒かった・・・(>_<)
つづく♪
by kyowado
| 2010-03-04 13:14
| 旅の思い出