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響和堂Blog 『 湧玉 wakutama 』

香取神宮

鹿島神宮の後に訪れたのは、千葉県香取市にある香取神宮。全国に約400社
ある香取神社の総本社であり、御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。
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参道から楼門へ。
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そして本殿。徳川幕府により元禄の時代に造営された桃山様式のもの。
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宮の創建は2600年以上前とされていますが、本殿は武士の時代の幕府によっ
て建てられたからか、とても剛健なエネルギーを感じます。いや、鹿島神宮
と共に、国家鎮護の神がおわす神宮ゆえの力強さなのでしょう。
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香取神宮にも鹿島神宮と同じく、「 要石 」があります。
地震を起こす大ナマズが暴れないようにと、香取は凸形、鹿島は凹形の巨石に
よって鎮めているのだと。どうやら、香取と鹿島、経津主大神と経津主大神は
二つセットで、御神徳がより高まるようです。

香取神宮のホームページには、このように記載されていました。

・・・・・

皆さんは、出雲の国譲りの神話をご存じでしょうか?
香取の御祭神経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、この神話に出てくる神様
なのです。
神話の内容は、はるか昔、天照大神(伊勢神宮・内宮の御祭神)が日本の国を
治めようとしましたが、荒ぶる神々が争い、乱れていました。
大御神は八百万神に相談すると、天穂日命(あめのほひのみこと)がすぐれた
神であるということで遣わされましたが、 出雲国の大国主神(おおくにぬしの
かみ)に従ってしまったので、次に天稚彦(あめのわかひこ)が遣わされまし
た。 天稚彦もまた忠誠の心なく、 顯國玉神(うつしくにたまのかみ)の娘の
下照姫(したてるひめ)を妻として、自ずから国を乗っ取ろうとしましたが、
亡くなってしまいました。
このようなことが二度続いたので、大御神が八百万神に慎重に相談させると、
神々が口を揃えて、経津主神こそふさわしいと申し上げました。
そこへ武甕槌大神(たけみかづちのかみ・鹿島神宮の御祭神)も申し出られた
ので、 共に出雲に派遣されることになりました。
経津主、武甕槌の二神は出雲国の稲佐の小汀(いなさのおはま)に着いて十握
剣(とつかのつるぎ)を抜いて逆さに突き立て、武威を示されると、大国主神
は大御神の御命令に全く異議はありませんということで、平国の広矛(くにむ
けのひろほこ)を受け取り、二神は日本の国を平定して、大御神の元へ復命さ
れたのです。

古くから国家鎮護の神として皇室からの御崇敬が最も篤く(毎年1月1日の早朝
に天皇陛下は東方をお向きになり、香取・鹿島両神宮に御拝なされます)特に
『神宮』の御称号(明治以前には伊勢・香取・鹿島のみ)を以て奉祀されてお
りました。
一般からは家内安全、産業(農業・商工業)指導の神、海上守護、心願成就、
縁結、安産の神として深く信仰されています。さらに、その武徳は平和・外交
の祖神として、勝運、交通安全、災難除けの神としても有名です。

・・・・・

なるほど。
清々しく浄められるような感覚よりも、内から何か熱いものが湧き上がってく
るような力強さを感じる理由がわかったような気がします。
昨年猿田彦神社から受けた「 道開き 」のエネルギーに、今度はずんずん「 突き
進む 」パワーをいただいたような…。
まさしく、今の私に必要でした。
このあと、私のこれからの人生を大きく変える新しい仕事の展開が訪れること
になるとは、全く想像していませんでした。
それについては、また時期が来たらお話いたしましょう。

by Emi Nakamura
by kyowado | 2010-04-01 01:01 | ちょっとお出掛け