2011年 09月 09日
ふくしまに、明日の種を。ふくしまシード
時のブログ・花火写真は、先般アップしました。
その日、某大手広告代理店に勤務する同級生Nクンも東京からボランティアスタッ
フとして須賀川に入っていましたので、花火大会の後は、プチ同窓会に他の友人
も加わって温泉旅館の一部屋に8人、酒を酌み交わし、夜更けまで語り合いました。

翌日はKクンのランサーエボリューションXの助手席で、THE BLUE HEARTS を聴き
ながらドライブ。(スピードメーターが300キロまできってある国産車に初めて
乗ったーーー。あちこちチューンナップして、やんちゃなお兄さんの車になって
るけど、クルマ好きの私としてはゴキゲン!)

行き先は、Nクンが代表を務める「ふくしまシード」“ ひまわり咲かそうプロ
ジェクト ”のひまわり園!

震災によるダム決壊により、須賀川市では今年作付けを断念した田んぼが数多く
発生しました。そこで、ひまわりを市花とする神奈川県座間市をはじめ、さまざま
な団体や企業の支援のもと、ボランティアや避難民の方々の協力により、ひまわり
園をつくろうと“ ひまわり咲かそうプロジェクト ”が始まりました。
そうすることで、ひまわりを須賀川市復興のシンボルに・・・!
すべての人がひまわりのように希望に向かって前向きな気持ちになれる、笑顔に
なれるためのプロジェクトです。

Nクンがこの「ふくしまシード」を立ち上げ、勤務先の先輩・後輩をはじめ仲間
達と活動を行い、忙しい仕事の合間を縫ってしょっちゅう福島に足を運んでいる
と聞いて、友人として大変誇りに思いました。
高校時代の紅顔の美少年もすっかりオジサマになってしまったけど、相変わらず
優しくて、そしてシャープなセンスが光っていて、広告代理店に勤務してからは
コピーライターとしていろいろな賞も受賞し、今やテレビをつけると彼が手掛け
た大手企業のCMがたくさん放映されています。そして、こうしたボランティア
活動を行うことに時間と労力を惜しまず、楽しんでやっている姿に敬服します。

場所を移動して、棚田のひまわり園へ。上から見ないとわかりにくいのですが、
ここのひまわりはハート型に植えてあるのです。(ホームページには、ラジコン
ヘリからの空撮でハート型がわかる映像があります。)


なんて笑顔の素敵な男達でしょう。
福島での週末は、夜空を彩る花火と、太陽の光を浴びて大地からすくすくと伸びる
ひまわりの花をみて、心にたくさん花が咲いた素晴らしい休日になりました。
私が協力できることをやっていこうと思います。
☆ふくしまシード
以下、ホームページより。
…………
私たちは、今まで福島県のお米や野菜に育ててもらいました。
だから、こんどは私たちが福島県の農業を育てる番だと思いました。
「ふくしまシード」のシードとは、種のことです。
地震、津波だけでなく、原発による風評に苦しまれている福島県の農業。
その復興のために、私たちは、さまざまなアイデアの種や、
ハートの種をこれから蒔いていこうと思います。
「ふくしまシード」がこれからずっと大切にしたいこと。
そのひとつが、実行することの大切さです。
種を蒔かないと、花も咲きません。
種を蒔かないと、実もつきません。
だから、失敗をおそれず、ひとつひとつ種を蒔いていきます。
もうひとつが、何事にも地域の方々の目線で取り組むこと。
私たちの勝手で物事を進めていっても、それは何の意味もありません。
やるべきことは、農家を始めとする福島県の方々の
心の中にあるはずだからです。
これから長い道のりになるかもしれません。
でも、福島県の方々と一緒に前へ向いていこうと思います。
ふくしまに、あしたの種を。ふくしまシード。
…………
仲村 映美
by kyowado
| 2011-09-09 09:09
| あれこれ…想う