2011年 12月 03日
昭和村が有楽町に!
のがわかり)、そこに『 2011年12月3日〜4日に東京国際フォーラムで開催の
「 町イチ!村イチ!2011 」に出展いたします!ぜひ、足をお運び下さい!!』と
書かれていましたので、早速行ってきました。
有楽町の東京国際フォーラム。

全国には933の町村があるそうです。そのうち約250の町村が参加し、自慢の物産や
ご当地グルメなど“ イチ押しのお宝 ”を携えて集結したのがこのイベント。

その中に昭和村のブースがありました。

メインの物産品は「からむし織」です。
からむしは、「虫」ではありません。苧麻(ちょま)とも呼ばれ、イラクサ科に属する
植物。これを栽培し収穫して、剥いで引いて乾かして裂いて撚って紡いでと、何工程も
経て丈夫な糸を作り、それを昔ながらの機織りで反物にします。麻のようなサラッとし
た手触りですが絹のようななめらかさを持った素晴らしい織物です。

本州では昭和村しか作られていないもので、大変手間と技術を要するため高級品で
あり、ワイシャツなどは6〜8万円もしますが、このようなコースターや印鑑入れ、
小物入れなど素敵な雑貨も作られています。(私も名刺入れを使っています!)
からむしを使った手漉き和紙なども、とてもいい風合いです。

機織りの体験できるブースもあり。昭和村では、織姫体験・研修制度というのがあって
1年間村に滞在してからむし織を習得する人(織姫さん)に対する助成事業を行い、
広く県外からも昭和村に居住する人を集め、またこの伝統の技を継承しようという
面白いプロジェクトが行われています。

右のからむしを紡いで、左のような糸にしてから織られます。
奥会津昭和村振興公社の方が出展されており、「ハーメルンの校長先生のマネージャー
で昭和村ロケに同行しました」とご挨拶すると、みなさんとても喜んでくださり、
まだひと月しか経っていませんが、とても懐かしく嬉しい気持ちに。
聞くと女性スタッフの方は、エキストラの小学生のお母さんでした。
もう5センチくらい雪が積もっているそうです。道路にはまだ雪はないけれど、東京から
帰る日には天気が悪くなるそうなので、雪道になっているかも〜と仰ってました。
「3月、また昭和村に行くのを楽しみにしています!」
「待ってますよ〜。寒いですから、いっぱいあったかくしてきてくださいね〜!」と。
5月まで雪があるのだそうです。
「村長さんにお申し出して、応援団の東京支部を作りました。昭和村の宣伝もしますね!」
と宣言してきましたので、いよいよひきしめて映画と昭和村の応援をしなくてはいけません。
ブログでまたロケ滞在中の写真とともにご紹介していきますね。
☆映画「ハーメルン」製作応援団東京支部HPはコチラ!
仲村 映美