2014年 10月 03日
「岩国が、ぼくの故郷だったらいいなぁ。」
観客のおよそ半数の方がアンケートにメッセージを寄せてくださり、ひとつひとつ
ありがたく、今後の活動の大きな励みになっていることは言うまでもありません。
「日刊いわくに」でも、また大きく誌面を割いて事後記事を載せてくださいました。
『 観客圧倒の舞台 』
嬉しい見出しです。
坂本さんから私あてに手紙が届きました。
電話で済むことでも、坂本さんは時々お手紙をくださいます。
「 映美ちゃん 疲れが出ていませんか。ぼくは大丈夫です。」
もうすぐ85歳になる坂本さんが、舞台に立っているのは坂本さんの方なのに、
私の身体を気遣ってくださいます。
「 岩国公演は、ぼくにとっても、なんと表現してよいか、実にすがすがしい、
味のあるものでした。
『土佐源氏』の舞台は、ぼくにとって、ひとつ記念すべき演技だったように
思います。心に、今もつまっています。ぎっしりと。
いつものことながら、本当にお世話になりました。
岩国は、本当に素晴らしいところですね。
ぼくの故郷だったらと思ってしまいます。
映美ちゃんの友達の方々にも、素晴らしい気持ち良さをもらいました。
いろいろありがとうございました。 坂本長利 」
私の故郷・岩国を、ぼくの故郷だったらよかったのにと言ってくださったことに
心の奥底から温かいものがこみあげ、本当に嬉しく思いました。
私こそ、岩国でこうした公演をプロデュースさせてもらえたことに、心から
感謝しています。
スタッフの浩子ちゃんも、同じ高校の2年後輩であり岩国出身ですが、二人で
響和堂の活動を岩国で出来たことも、私たちにとって大きな宝物になりました。
