2009年 07月 31日
明治神宮へ
夕方、明治神宮にお参りに行きました。
森はひぐらしの大合唱。 …カナカナカナカナ… …カナカナカナカナ…
山手線の音、車の音、次第に遠くなり、森の空気につつまれます。
ひぐらしというと、夏の終わりのイメージがありますが、梅雨時から9月頃まで
鳴くのだそうです。
人もまばら、ここは都会のまん中だとは信じられない、外の喧噪から切り取られた
ような場所。

森歩きを楽しみつつ進んでいくと、明治神宮はあります。

あいにくの曇り空でしたが、おかげでとても涼しかった。
本殿で手をあわせると、背後からやわらかい風がふいてきました。
静かでただ心地よく、いつまでもいたいと思いました。
2009年 07月 26日
うなぎと花火
この週末、都内はよいお天気で、暑かったですね。
昨日は、夏バテ克服♪ ということで、人形町「梅田」に鰻を食べにいきました。
白焼き丼…山葵とだし醤油であっさりいただくのですが、ふわふわで美味しい!

日本橋劇場に「和の煌めき」コンサートのチラシ補充分をお届けし、ガラスケースの
掲示板にもチラシ両面を貼っていただきました。
それから水天宮にお参りをして、今半で美味しそうなお惣菜を買いこんで、さて!
今夜は隅田川の花火大会です。
マンションのベランダから、見えるのです(^-^)
…だいぶん、小さいんですが(笑)
去年の花火大会後に買ったデジカメで、今年は撮る気まんまんで臨んだのですが…




しかし、拡大すると、小刻みにブレているのがバレます(;一_一)


コンデジの花火撮影には三脚が必須とのこと。
来年は映美先輩に三脚をお借りすることにしました。。。
2009年 07月 24日
美味しいお茶
日本茶ソムリエのいるカフェ~ 表参道の 『 茶茶の間 』 さん。
茶茶の間さんは、「和の煌めき」コンサートのチラシを置いてくださり、
お客様にご案内してくださっています。
以前、茶茶の間さんのランチ、有機野菜の店頭販売をご紹介したことが
ありますが、こちらは、なんといっても美味しいお茶、飲み方を提案してくれる
“ 日本茶カフェ ” なのです。
全国から厳選した茶葉は30種類以上、日本茶ソムリエの和多田さんが
目の前で丁寧にお茶を淹れてくださり、その所作の美しさを目でも
楽しむことができます。
まず出してくださるものは「秘密の一杯」。
小さな茶碗の底に、とろっとしたお茶がちょっぴり入っています。
なんだろう?と思いつつ、すっと含むと、口いっぱいに香りが広がり、
みんな目を丸くして「あまーい!」「おいしー!」「ナニコレー!」
友人を連れていくと、まずこの「秘密の一杯」の反応を見るのが楽しみ♪
「この美味しさは一体なんですか?」
「秘密です(にこっ)」
和多田さんの爽やかな笑顔で(また飲みに来よう)と思ってしまうのは
私だけではないはず!!
そして、日本茶のメニューの種類、多さに圧倒されます。
茶葉について、レーダーチャートで「甘み・渋み・旨味・香気・稀少性」
の項目で表してあり、とても丁寧に(愛情のこもった)表現で解説がされて
いて、読んでもとってもおもしろいのですが、いざ選ぶとなると、
ど、どれにしよ~… 迷っていると、声をかけてくださいます。
「冷茶で、今の季節のおすすめはありますか?」
「菫青香(きんせいこう)はいかがですか?メニューには載っていませんが、
香りがとてもよくて楽しめる、美味しいお茶ですよ。」
この名前は、菫青石という宝石のイメージからついたものだそうです。
友人は、菫青香の冷茶を、私は温かいものをいただきました。

同じお茶でも、冷たくしていただくのと温かくいただくのと、まるで違うもの
のようで驚きました!それぞれのいちばん美味しい淹れ方があるのです。
一煎目、二煎目、三煎目、淹れ方を変えて、その都度変化する
香りと味わいを楽しめます。

昔、祖母が小ぶりな煎茶用の急須で、よく「美味しいお茶」を淹れて
くれましたが、残念ながらその文化を私は受け継いでおらず…(笑)
ですが、こちらでお茶をいただきながらくつろいでいると、
自宅でも淹れてみようかな…という気持ちになります。
7月末に和多田 喜さんのお茶の本が出版されるそうです。
お茶の淹れ方や魅力を写真つきで、わかりやすく解説してあるとか、
とても楽しみです。。。(これで勉強しよかな…)
お茶のこだわり、お店のあれこれ情報は、茶茶の間さんHPを
ぜひご覧になってくださいませ!
http://chachanoma.com/
HPより…
『日本茶とお食事
五感で感じる癒しの空間へようこそ』
「茶茶の間」の名前由来は茶の間(台所)にあります。
日本茶ソムリエの淹れるお茶と、素材の持ち味を生かしたお食事を
気軽にお楽しみいただきたい、それが私たちスタッフの願いです。
おまけ・・・絶品☆茶茶パフェ

2009年 07月 19日
Live 「 木村俊介 & 小野越郎 DUO 」
劇場へ。
9月の公演でMisaChiのアカペラでオープニングを飾ってもらうのですが、
劇場の雰囲気をつかんでおいてもらおうと思いまして。
この日は日本舞踊の発表会で、入場無料の出入り自由でしたので、客席
その他のチェックをするのにも好都合。最前列や最後列、2階席から舞台
がどのように見えるかも確かめることができました。
水天宮に寄ってお参りして、宮司の有馬さんにもご挨拶。
甘酒横丁の豆腐屋「双葉」で豆腐ドーナツと豆乳プリンを買って、町屋へ
と向かいます。
16時から、荒川区にある三味線かとうのライブスペースChito-Shanにて、
大好きな津軽三味線デュオ「 木村俊介 & 小野越郎 」に行くのです。
会場で浩子ちゃんと待ち合わせ。このライブはどうしても浩子ちゃんに
聴かせたかった。2010年10月10日にこのデュオに出演してもらいたいの
で、終演後正式に出演オファーをするからです。
曲の合間に、右手に座っていた浩子ちゃんに「どうよ!」と自慢げに視線を
送ると、恐れ入りましたという表情で、
「 はぁぁぁ…すごいです…映美先輩が言ってらした意味がよくわかりまし
た…。すっごいです…。」
「 でしょ、でしょー。」
左手にいたMisaChiも、「 うん、うん 」と大きく頷きます。
終演後、木村さんと小野さんに来年のコンサートへの出演を依頼すると、
「 ありがとうございます。精一杯務めさせていただきます。 」と快諾。
同じく出演の決定した AKI & KUNIKOの話をすると、
「 彼等もセッションに強いですから、最後になにか一緒に創り上げたもの
をやるのも、きっといいものができると思いますよ。大丈夫です。
面白いものにしましょう!」 と、静かに微笑む木村さん。
よかった。
「 すごく面白かったぁ。お腹すいたぁ〜。」というMisaChiを連れてお台場
で夜景を見ながらお食事。夜が更けるまでお喋りは続きます。
いい音楽を聴いた後は、細胞にエネルギーが満ちてなかなか興奮も冷めません。
家に帰ってメールチェックすると、浩子ちゃんからメールが来ていました。
「 今日はとっっっても楽しかったです!
すごいものを観た、聴いた…、と、ぶるぶると心ふるえました。
あのような音楽があるんですね。
津軽三味線の、音の幅の広さと多様性、まるで体と一体化したかの
ような演奏スタイル、なにもかも圧倒されて、ビックリ!
本当に素敵でした。
私も笛を吹きたくなりました。
なんだか参加したくなるような、DNAが騒ぐような、そんな
元気になる音楽でした。」
by Emi Nakamura
2009年 07月 16日
Live 「 AKI & KUNIKO 」
待望の「 AKI & KUNIKO 」のライブです。
AKIは「 銀座アコースティックナイト 」 のライブ日記にも登場した“ アコー
スティック界のジミ・ヘンドリックス ” の異名を持つギタリストのAKIさん。
KUNIKOは、生田流の大師範である箏演奏家、帯名久仁子さんです。
2010年10月10日の響和堂コンサートに出演していただくことになっている
ユニットですが、実は、生演奏を聴くのはこの日が初めて。
そう、今年の出演者のほとんどがそうであるように、偶然とは思えない出会い
の中で演奏を聴く前に直感して出演交渉をしてしまった…という、同じ流れが
脈々と続いているのでした。(笑)
AKIさん・KUNIKOさん、それぞれ別の場面での演奏は聴いたことはあり、
素晴らしい技術と感性は承知していましたから、その二人の生の響きを浴びる
のを心待ちにしていました。

いや、マジで、何がどうしてどうなったら、こんなハーモニーが生まれるの?!
本能のおもむくままに…。
自然にまかせて…。
箏をいう楽器でありながら、邦楽の枠を飛び越えて、ギターの響きと混ざり合
う新しい音の世界なのに、実に「 和 」、まさしく「 和 」 を感じる演奏なの
です。
「 仲村さんさぁ、この間出演依頼してくれたけど、オレ達の演奏聴いたの初め
てじゃない? 正直、どうでした?」とAKIさん。
ライブの前に、どうやら私の 「 聴いてもいないのに気まぐれ発言? 」 と思わ
れてもおかしくない出演交渉を不思議に思っていらしたようで…
「 私の直感は正しいって、確信しましたよ。AKIさんのギターの音色、KUNIKO
さんの箏の音色、そして二人が重なり合った音色、すっごくすっごく私の好み
です。私の好みの音だから、絶対出てもらいたいんです!」
息が合ったなんていう表現とは質が違う、二人の融合。
思いつく言葉は…そう、ソウルメイトサウンド。
息が合ってるどころか、魂が合っていると実感できるエネルギーが、ドクドク
と流れてくるのです。
「 私、お二人に会えて、よかった。今夜はとっても嬉しい。」
笑顔の二人に見送られながら、ライブハウスを後にした心躍る夜でした。
by Emi Nakamura
2009年 07月 15日
ずっと。
てもいい気持ちになるよ。その後は、代官山でゴハン食べよう!」
入院中の友達にメールを送る。
日によって頭痛が激しく、足腰が痺れるときは外出も叶わない。
が、動けるうちにいろんなところに連れていってあげたいので、「どうか神様、
明日は外出できますように…」とお祈りして寝ると、彼女も同じようにお祈りし
ているのだろう。翌朝、「大丈夫!」とご機嫌なメール。
少し雨交じりだったが、病院から高輪までは車で10分かからないし、駐車場から
そう歩くこともない。高野山金剛峯寺の東京別院に着くと、夕方5時をまわって
いたこともあって、本堂の中には誰もいない。
弘法大師・不動明王・聖観世音菩薩・愛染明王・地蔵菩薩にゆっくりとお参りを
し、護摩木に願いを書く。
「 すごい、映美ちゃん。すごく気持ちいい。」
「 でしょーー。私、ここ、大好きなんだー。仕事の合間にちょっと寄ったりす
るんだけど、いつもあんまり人がいなくて静かなの。ここの空気はとっても
気持ちよくて、心が落ち着くんだよね。さぁ、お腹空いたから、ゴハン食べに
行こう! 代官山のマクロビオティックのフルコースディナーを予約してある
よ。」
そして、代官山へ。
車を駐めてから、彼女がよく買い物をしていたショップ「アルベロベロ」に
寄ってみる。可愛い雑貨やお洋服がいっぱい!きゃぁきゃぁ言いながら物色し、
それぞれ気に入ったものを買って、いざ、レストラン「 アスカ 」へ。
ここでは、オーガニック野菜を使ったマクロビ食がボリュームたっぷりのコー
スで楽しめる。

前菜のひと皿。左端の人形は、先の「アルベロベロ」で買ったブローチ。
彼女から私への誕生日プレゼントだ。

実は、今日のディナーは、7月1日に誕生日を迎える彼女への、私からのお祝い。

左のブローチと花束は私からのプレゼント。
そう、二人で 「 アルベロベロ 」 のブローチをプレゼント交換だ。
ずっと、ずっと、トモダチ。
by Emi Nakamura
2009年 07月 14日
Live 「 MisaChi すみユニット 」
ことになっている“ MisaChi(ミサチ)”。
ようやく彼女のミニライブを聴きに行く機会ができた。
6月30日 (火)渋谷・J-POP.CAFEにて19時から行われたライブは、「 女性 」
をテーマにしたイベント。その中で、壁面へのライブ・パフォーマンス( 書 &
水墨画 )とMisaChiのコラボレーション、「 すみユニット 」として登場。

響和堂でも衣装をお願いしている棚橋美幸ちゃんがデザイン製作した、海色の
ドレスを身に着けたミサチ。堂々として、美しい。
彼女は宮崎県出身。小児喘息を克服するために始めた民謡で、11歳・12歳と
全国コンクールで優勝し、23歳で上京してからはポップスシンガーとしてメジ
ャーデビューしている。
コンサートとは全く関係ないところで、友人から彼女を紹介された。
そして、まだその声も聴いていないのに、急遽オープニングで民謡調の歌唱
をアカペラで会場に響き渡らせるという演出を思いついて、出演交渉。
「 地球ができてから、一番最初の音楽は“ 声 ”・・・公演のオープニングは
声から始まりたいの。イザナキとイザナミの歌…ハイ、この詩に民謡調の節
をつけて、お願い、歌って! そして、太鼓がどどーーんっ、あぁ素敵!」
「 は、はい…。歌います。なんか、すごいもの、感じます…。」
こうしてMisaChiも、響和堂ファミリーにひきこまれた…。(笑)

MisaChiの伸びやかな歌声、民謡で鍛えたパンチのある響きに触発されて、出来
上がった書画。

その後は、MisaChiのミニライブ。
うん、本当にいい声だ。
これからもっともっと光っていくだろう。
まだ知り合ってわずかだが、よく会っておしゃべりし、食事し、カラオケに行き
ファッションから歌唱に至るまでアドヴァイスも交え、彼女がどんどん変わって
いく過程がとても興味深い。愛おしい。
ガンバロウね、ミサチ!

by Emi Nakamura
2009年 07月 13日
あと2ヶ月!
16ヶ月前に、日本橋劇場の利用日抽選会に出掛けたときには、まだまだ先のこ
とのように思われたのに、あっと言う間に2ヶ月前です。
約400名のキャパなのに、印刷したチラシは1万部。既に7千部は手元を離れ、
協力してくださる方々が配布してくださっています。
現在チケットの販売状況は、1ヶ月で約170枚。来月いっぱいまではどんどん
動きがあるだろうと思われる(思いたい!)ので、満席のイメージを抱き続けて
おります。(笑)
1階席は、ほぼ全席指定席エリアになる勢いで、中央の見やすいブロックはもう
ほとんど埋まっておりますので、お申し込みがまだの方は、どうぞお早めにお願
いいたします。
この170枚のうち、邦楽演奏家のファン及び関係者と思われる方への販売数は
まだ10枚前後。
正直驚きました。
自分ならお気に入りのアーティストの公演は、できるだけ良い席をとりたいので
早めに申込みをする!と思うのですが、「 そんなにすぐに売り切れるわけないか
ら、もう少しあとで予約しよう… 」とか「 別にこの日に行かなくても、前後に
どこかでソロライブやっているだろうから… 」とか、いろいろ理由も考えられま
すが、それにしても・・・これが、邦楽界の現状か? 新参者の企画だからか?
とはいえ、
もともと出演者の顧客に頼らず、邦楽に馴染みの無かった方々を集客して、「 邦
楽のかっこよさ、面白さ、美しさ 」を体感してもらうことが目的でしたから、
その通りになっているのは喜ばしいことです。
あと1ヶ月以内での完売目指して、もうひとふんばり、頑張ります。
今日は、諸々のチェックのために日本橋劇場に出向き、そして、水天宮にも寄っ
てきました。お参りを済ませたあと、社務所にいらした宮司の有馬さんにご挨拶
して奉納演奏のお願いをさせていただこうと。
9月13日の本番前に、9月9日、同劇場を使ったリハーサルを行います。
そのリハーサルの後で、水天宮にて奉納演奏をさせていただきたかったのです。
2009年9月9日(水)、重陽の節句。9並びの節句の日、ただでさえすごい
エネルギーを感じるのに、この日は「 巳の日 」で、辨財天さまのご開帳の日。
辨財天さまは芸術の神様。奉納演奏させていただくのに、これ以上の日はないと
確信していました。
その旨、宮司さんにお話しすると、静かに頷かれて
「 わかりました。よろしいですよ。 」 と、申し出を受けてくださいました。
昨年9月14日に初めて奉納演奏させていただいてから、ほぼ毎月参拝に出掛
けてお酒を納め、縁の深い宮だと思っておりますので、そこで2009年9月
9日に奉納演奏をさせていただくことは、大きな喜びです。9月13日もきっ
と成功に導いてくださるに違いないと…。
by Emi Nakamura
2009年 07月 09日
夏の花かご
今日は12種類も使って、木の箱にグリーンもりもりのアレンジをつくりました。

彩りも涼しいたくさんの葉もの、白と黄色がさわやかに引き立ちます。
花パイン(小さなパイナップル!)とカンガルーポー(前足に似てると名付けられたそう)の茶が、アクセントに。

しばし、暑さを忘れて、花時間…。。。
2009年 07月 06日
つばめの巣
病院の救急入口のところの赤い電球に、毎年つばめが巣をかけています。
バスを待つ間、激写!!!(写メなので画像が今ひとつ…)

ヒナは巣からはみ出さんばかりに成長。

二週間前の写真ですから、もう巣立っているでしょうね。
私がそろりそろりと近づくと、それまで賑やかだったつばめ達が シン… となります。
親つばめも戻ってきて、巣のすぐ近く棒の上でじっとしています。
警戒されてる?(^_^;)
バス停に戻ったらまた賑やかなおしゃべりが聴こえてきました。
やっといなくなったね…クスクス、なんて言ってるかのように、あからさまでした。。。