2014年 09月 07日
9月8日・9日、山口放送ラジオに電話生出演!
明日は、山口放送ラジオ『おはようKRY』(月〜金、午前6時55分〜11時)に、
仲村が東京から電話生出演いたします!
朝9時40分頃から10分間、8日(月)と9日(火)の2日間連続でお話しさせていただき
ます。このコーナーは『県人アワー ふるさと de つなごう!』というもので、山口県に縁の
ある人に電話を繋ぎ、話しを聞くというもの。
広島県に生まれ、現在実家も広島市内ですが、小・中・高校時代を広島県との県境に
ある山口県の和木町と岩国市で過ごしましたので山口県人という要素もあるのです。
岩国から東京に出て何をしてきたか、また今回の『土佐源氏』岩国公演のことも紹介
させていただきます。
人前で喋るのは平気ですが、ラジオは顔が見えない分、言葉が際立つので表現に気を
つけないといけませんね。「あの〜」とか言わないようにしなきゃ。(笑)
山口県と広島県西部にお住まいの方は、お時間ありましたら聴いてみてくださいませ。
(下関918kHz、山口・周南765kHz、萩1485kHz、岩国・大島918kHz)
ポッドキャストで放送分を聴けるそうです。翌週の月曜日更新なので、丁度15日の
公演当日からアップされます。
番組名『おはようKRY』のホームページから「ポッドキャストを聴く」をクリック!
山口放送ラジオ『おはようKRY』
公演については、先般アップした日刊「いわくに」も添付のように再度大きく取り上げて
くださり、中国新聞や中国放送ラジオ、読売新聞(岩柳版)などでもご紹介いただき
ました。
御席の方もお陰様で残り少なくなっております。チケットをまだお買い求めでない方は是非、
お早めに!(シンフォニア岩国窓口購入、もしくは響和堂へお申込みください。)
響和堂ホームページ
県外の方も、岩国近くにご親戚・ご友人のいらっしゃる方へご案内くださいませ。
敬老の日ですので、お世話になった年長者の方へのプレゼントにも如何ですか?

2014年 07月 22日
本日、読売新聞朝刊掲載!
の『 思い 伝え切る覚悟 』というタイトルで、坂本長利さんの『土佐源氏』にふれる記事が掲載さ
れています。
高野氏は、現在福岡勤務でいらっしゃるにも関わらず、先月の座・高円寺公演も観劇のために
はるばる上京してくださいました。
手段は違っても、「伝える」ということに心血を注ぐ、志が共鳴しているのでしょう。
こうした同志とのご縁も、本当にありがたいことだと、深々と頭を垂れております。

9月15日岩国公演については、響和堂ホームページをご覧くださいませ。
響和堂ホームページ
2014年 07月 21日
第1167回 『 土佐源氏 』 岩国公演、9月15日開催!
9月15日(月・敬老の日、14時開演)、シンフォニア岩国・多目的ホールにおいて、6月の座・高円寺
公演に引き続き、1167回目の上演です。
11年前、2003年8月に1068回の公演が岩国の同ホールにて行われました。
その時の主催が、私の高校時代の恩師であったことがわかり、様々な奇遇が重なって、導かれる
ように今回の公演を決定しました。
恩師や同窓生の多大な協力を得て、故郷で公演できることを本当にありがたく思っています。
『土佐源氏』を聞き書きされた民俗学者・宮本常一氏の故郷は、岩国市に隣接する周防大島です。
この公演を機会に、84歳の名優・坂本長利の独演劇というだけでなく、郷土の稀代の民俗学者の
足跡を、あらためてみなさんに紹介する機会になればと考えています。
先日、地元紙「日刊いわくに」の1面トップに、本公演をご紹介いただきました。
なんとB4用紙並のスペースを割いてくださっています。

チケットの販売は、響和堂のホームページでも扱っております。
岩国市近隣、周南市・広島市などのお知り合いの方々へのご案内にも、どうぞご協力くださいませ。
響和堂ホームページ
2014年 05月 18日
LIVE(ナマ)の感動体験を!

一日中、どこへも出掛けないことがあります。
家の中にいるだけで、インターネットがあれば、何でも見ることができる、聞くことが
できる、話しもできる、いろいろなことを知ることができ、買い物も食事の注文もでき
ます。
私自身、仕事上も欠かすことの出来ないツールとして利用し、便利な生活を享受し
ていますので、そんな社会を否定するつもりもありません。
でも、モニター画面からでは体感することのできない息吹、熱気、気配、風情、匂い、
振動、感触、より深く豊かな情緒の味わいが、LIVE(ナマ)には絶対にある。
人が「感じて動く」エネルギーは、LIVEの方が絶対に強いし、映画だって、映画館の
方が断然いいと思う。そこにLIVE感がある。
「なんで、みんなもっとLIVEを楽しもうとしないのかなぁ…」と問うと、
「LIVE体験がもともと乏しいと、どっちの方が感動するなんて感覚がないでしょ。
簡便な情報キャッチとヴァーチャル体験で、ある程度満足できちゃえば、わざわざ
お金と時間を使ってLIVE体験しなくてもいいやと思うんでしょうね。そんなにLIVEの
威力を力説してもピンとこないんじゃない?」と即答されます。
まぁ、そうなんでしょうが、それでも諦めずに力説したい。
そういう場を創りたい。LIVE感をみんなと共有したい。
この度の響和堂主催公演『 坂本長利、演ずるということ。 』
「このタイトル、演劇界に喧嘩売ってるわけじゃないだろうけど、“演ずるって、こういう
ことだぜ”って世間に叩きつけてる覚悟がいいよね。」と言ってくれた友人がいました。
はい、そうですとも。
坂本長利でなければ、このタイトルは付けられません。
「エミちゃん、なんだか、ボク自身よりすごいチラシだね。」
と、坂本さんは照れ笑い。
「トンデモナイ。坂本長利はすごいんです。」
と、愛とプレッシャーをシャワーのように浴びせるプロデューサーの私。
そんな二人のやりとりを「役者冥利に尽きる企画だと思う。全力で支えますよ。」と言っ
てくれるスタッフのみなさん。
そこから紡がれる何かを、6月7日(土)〜8日(日)、座・高円寺で体感しにいらっしゃい
ませんか。
是非、たくさんの方にご来場いただきたいと思っております。
ご都合のお悪い方でも、本公演に興味を持っていただけましたら、お友達へのご案内
をよろしくお願いいたします。情報拡散に、どうぞご協力くださいませ。
坂本長利の独演劇2作品の上演と、主演映画の上映会です。
★昭和42年初演、上演回数1,166回の独演劇
『土佐源氏』( 宮本常一氏『忘れられた日本人』より )
★水上勉氏が坂本長利の独り語りのために書き改めた
『越前竹人形』
★福島奥会津を舞台にした坪川拓史監督、坂本長利主演
映画『ハーメルン』( 西島秀俊・倍賞千恵子共演 )
ご来場、心よりお待ちしております。
お申込み、詳細は響和堂ホームページをご覧ください。

2014年 05月 05日
田辺聖子氏より 『土佐源氏』 に寄せて

世評にたかい『土佐源氏』を、私は恥ずかしながらはじめて見たのである。
たった一人のお芝居なのに、何十人もが登場する舞台よりも感動させられた。
『土佐源氏』の「源氏」は恋の渉猟者というイメージの源氏ではなく、女性心理の
洞察家というか、女心に開眼した、「愛の悟入者」とでもいうような意味で使われ
ている。
女はひとすじなもの、純なもの、女は男にひたすら心を捧げるのに、男は女に
やさしさで酬いてやらない、そこでそういうやさしさをもった男に、女はひかれるのや、
というのが『土佐源氏』である。
田辺聖子
☆来たる6月7日(土)・8日(日)は、俳優・坂本長利の代表作である独演劇2作品
『越前竹人形』と『土佐源氏』の上演、映画『ハーメルン』上映会を開催いたします。
お申込み、詳細は響和堂ホームページをご覧ください。