2013年 01月 01日
明けましておめでとうございます。
新しい光、新しい響き、新しい息吹・・・
平成25年がスタートしました。
明るく元気に初春を迎えることができたことを感謝し、
明けましてありがとうございます。
■□
□■ 映画「ハーメルン」公開について
響和堂がマネージメントしております俳優・坂本長利が出演する坪川拓史監督
作品・映画「ハーメルン」(共演:西島秀俊さん、倍賞千恵子さん他)につき
ましては、今春、最終的な編集が終了して完成になるとのことです。
昨年は、この映画製作応援団東京支部を立ち上げました。
たくさんのみなさまに募金を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
「 1万円以上の募金で、映画のエンドクレジットにあなたのお名前を!」という
呼びかけには、東京支部だけで170名以上の個人・団体の方にご協力いただきま
した。公開日のお知らせがなかなか出来ず申し訳ありませんが、今しばらくお待
ちくださいませ。
■□
□■ 坂本長利の独演劇「 土佐源氏 」について
上演回数1160回に及ぶ独演劇「 土佐源氏 」の、現在決定しております開催予定
は、岡山・本涌山本行寺にて3月2日(土)18時30分開演、及び3月3日(日)
13時30分開演の2公演となっております。
「土佐源氏…詳細はこちら」
また、6月9日(日)には響和堂プロデュースによる東京での劇場公演を、座・
高円寺2にて予定しております。
またおってご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。
■□
□■ 「 蓮如の道を歩む会 」
響和堂は、財団法人 本願寺文化興隆財団「 蓮如の道を歩む会 」の企画運営の
お手伝いをしております。
これは「 現代生き方講座 」として、各界で活躍されている方々をお招きした講演
会、ご僧侶による法話、邦楽演奏などから、共に楽しく学び、語り合う質の高い
「 場 」を提供しております。
お陰様で、活動範囲も京都・東京・福井・金沢・徳島と広がり、今年は一層の拡
大を目指して、各地で特別イベントを企画しています。
遺伝子工学の世界的権威、「サムシンググレート」の村上和雄先生、万葉・古典
文学研究者の中西進先生を始めとして、陶芸家、数学者、JAXA(宇宙航空研究
開発機構)研究者等々、素晴らしい講師の方をお招きする予定です。
東京特別講として3月10日(土)15時より、渋谷セルリアンタワー能楽堂におい
て、本願寺御法主・大谷暢順師による講演「 知れるところを問う 」、大蔵流狂言
師・善竹隆司氏による講演「 蓮如上人と狂言 」そして二十五絃箏・中井智弥氏と
尺八・岩田卓也氏のユニットURANUS(ウラナス)による「 能 」をテーマにした
楽曲の演奏「 能を聴く 」を行います。本公演のチケット購入(4,000円)により、
年5~7回行われる定期講・特別講に会員価格(1,000円〜2,000円)でご参加い
ただけますので、是非お早めにお申込みくださいませ。
「東京特別講…お申込みはこちら」
この他、4月・10月は京都・東山浄苑嘉枝堂、5月・12月は金沢・石川県立音楽
堂交流ホール、6月は渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール、12月はすみだ
トリフォニーホール等で、講演&音楽コンサートを行います。
■□
□■ ひなまつりフェスティバル(広島)
昨年、「 いつくしみの心 」をテーマとして創作した「 いつくしま物語 」を、
ひな祭り文化普及協會主催の「 第10回 ひな祭りコンサート 」(広島市安佐南区
民文化センター大ホール)にて朗読音楽劇として発表。700席立ち見が出るほど
のご声援をいただくことができました。
奥村愛さん作曲、君島龍輝さん版画映像による音楽劇では、琵琶・笙・箏・尺八・
三味線・太鼓・ヴァイオリン・シンセサイザー・ソプラノ・テノール・NHK児童
合唱団による総勢60名の演奏とともに朗読させていただき、感無量でございまし
た。より多くの方へこの作品をお届け出来るように、今後も機会を作りたいと
思っております。
第11回目の今年は3日間の「ひな祭りフェスティバル」として、広島市南区民
文化センター・スタジオにおいて、
(1)3月1日、ソプラノ歌手・坂井里衣さんの歌のコンサート
(2)3月2日、尺八・山本観山さんと箏・中村あゆみさんの邦楽コンサート
(3)3月2~3日、二十五絃箏・中井智弥さんと邦楽囃子・島村聖香さん、
版画・墨彩画の舌ガタロウさんを中心にした「ジャパトラ」による「 邦楽
むかし話コンサート 」
の共催事業として行います。
私は3月3日(日)午前11時からの「 邦楽むかし話コンサート 」で「 おこり地蔵 」
の語りとして出演いたします。( ゆめタウン・人形の藤娘様の特別協賛により、
小中学生を無料招待 )詳しくはこちらのチラシPDFをご覧くださいませ。
「邦楽むかし話コンサート…詳細はこちら」
ご都合よろしい機会がございましたら、是非ご参加いただけると
幸いです。お目にかかれることを、楽しみにしております。
ご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
平成25年1月1日
響和堂 代表 仲村映美
2012年 12月 05日
原宿教会ランチタイムメディテーション


青山キラー通りからブラジル大使館に向かう手前にある、日本基督教団原宿教会
である。
先月、この教会の建築デザインをされた金子文子さんと京都で会食する機会があり、
いろいろなお話をさせて頂いて、とても楽しい夜をご一緒した。
人が学び成長するのに、いかに「場」「空間」「器」が大切であるかを語り合い、
もっともっとお話を伺いたいと強く思った、とても聡明で素敵な女性である。
長くフランスにお住まいになり、バスティーユに建築事務所を設立。
パリ7区のデパート「ボン・マルシェ」の店舗デザインの他、日本では「シュウウエムラ」
の室戸岬のホテルやミュージアム、都内ではこの「原宿教会」の他に「ファーブル昆虫
資料館」(文京区)、「フランス大使館経済商務部」(港区)を始め、デザイン誌の
表紙を飾る話題の施設を手掛けていらっしゃる。
初めてお会いした時も、とっても素敵なデザインの赤いコートとストールで、日本人
女性ではなかなか真似の出来ない、それでいて奇抜でなくシックな装いが印象的で、
さすが、パリで活躍されているだけあるなぁと敬服した。
その金子さんから、この原宿教会での「ランチタイムメディテーション」のご案内を
いただいた。約20分間の「オルガンと瞑想のひととき」、ソプラノのカティンカ・ファン・
ビリョンさんと、オルガンの佐伯恵美さんの演奏が素晴らしいので、時間があれば是非に
と。残念ながら金子さんは京都ご出張でお会いできないとのことだったが、丁度タイミング
よく時間がとれたので伺うことにした。
ここでは毎週水曜日のお昼から、こうしたミニコンサートが無料で公開され、静かな
瞑想の時間を提供しているという。今日はその320回目。

カティンカさんの歌声。
そのなんと清らかで美しいこと。一声聴いただけで、涙が頬をつたった。

オルガンのパイプは木管だそうで、何とも言えない優しい温かい音色。

あっと言う間の20分ではあったが、静かで豊かな光に包まれて、ものすごく満足感のある
ひとときだった。
教会はとてもモダンなデザインでありながら、奇を衒ったところがなく、人を優しく包み
自然と寄り添い、誰もに「ここは私の大切な場所」と思わせる親しみを抱かせる空間。
新しいのに懐かしい、不思議な感覚がする。
そして、また建物自体が楽器のような響きに満ち、耳には聞こえない音色を持っている
ような感覚が伝わって来た。
「全ての芸術は音楽を目指す」
そんな言葉を思い出した。建築もしかり。心と身体に響く建築は、音楽を奏でている。
仲村 映美
2012年 12月 01日
「Al-jabrアル・ジャブル」の枕とアジ
友人から枕をプレゼントしていただいた。
私の体型・体質や寝る時の姿勢、好みに合わせて調整をするため、ショールームに
行ってフルオーダーメイドしてもらうとのこと。
東急東横線・都立大学駅から少し歩いたところにあるオシャレな寝具ショップに
行ってカウンセリングしてもらった後、数週間後に出来上がったものを更に私の
自宅でベッドマットに合わせて再調整して納品完了。
睡眠は人生においても大変貴重な時間だから、念には念をいれて、自分の身体に
合った眠りの環境を整えることの大事さ。
この「質のいい眠り」の寝環境プロデューサーが、社長の荒井信彦さんだ。
とにかくお話が面白い。ためになる。「荒井組」組長と言われ、セミナーや勉強会
にたくさんの人が集うのも納得のハートフルな方だ。ブログも必見!
大切な方へのクリスマスプレゼントにも最適!(何気に営業協力…笑)
☆アル・ジャブルHP
いろいろな素材から中材料に選んだのは、ウールノップス。

触っただけで、幸せな気持ちになるのは何故だろう。
作り手の優しさや志の高さが伝わってくるからだと思う。
これが伝わるのは、私だけではない。
ウチの愛猫アジくん。

おそらく私よりも、ここにいる時間が長いだろう。

猫の一日の睡眠時間は16時間らしい。
いいよ、キミが幸せなら、存分に占領してくれたまえ。
仲村映美
2012年 11月 30日
「引き寄せ」と「テレポート」
すっごーい!おめでとうございます!有言実行、引き寄せだねぇ〜!」
と私が言うと、
「 映美さん、今は引き寄せの時代じゃないわよ。自分でテレポートするのよ!!」
彼女はそう言った。
私よりも少し年上の彼女は、2009年に初めて響和堂プロデュース公演をした時から
の縁で、ホームパーティやお茶会を一緒に開いて気の合った仲間とワイワイ楽しんで
いる、大切なお友達だ。
スピリチュアルな部分でも繋がっているので、何も言わなくても通じ合えている感
のある素敵な女性。その彼女は、少し前から「結婚したい。人生のパートナーを見つ
けたい。」とずっと言っていた。
そして、めでたく入籍のお知らせを聞いたので、さすが、念じて引き寄せる力って
すごいなぁと思ったのだが、彼女曰く「これはテレポートだ」と。
なるほど。
縁を引き寄せるのではなく、自分の成りたい姿、イメージしているものに、自分から
テレポートする意識を持つことが、夢を実現する大きな力になるということだろう。
そうか。
一生懸命何かを自分に引き寄せようと無理矢理ひっぱらなくても、自分が飛べばいい
んだ。
うーん。
どっちが実現への近道なのか、どっちも簡単にできることではなさそうだが・・・。
いや、
難しいと自分自身に「おもり」をつけていては、身軽には飛べないな。
これはひと月位前の話なのだが、こうして書いているといろいろな事に気がつく。
意識を飛ばすこと、イメージすることはとても得意だったのに、最近どうも自分や
まわりの状況にいろいろな条件や理由や意味を求めすぎているような気がした。
昨夜、何故かフッと思い出した人から電話があり、そして話したいなぁと思っていた
親友からも電話があった。
もっと自由に、もっと気を楽にと思う反面、自分のお役目に対する使命感に「時間が
ない。流れにまかせてる場合じゃない。」と悶々としたりする。
でもちょっと意識を変えたり、別の視点から観ると、違う気づきが与えられる。
すぐに答えが出せるわけではないが、でも、少し肩の力がとれた気がした。
それは、私のことを大切に想ってくれている人がいるあたたかさに触れられたからだ。
ありがたいなぁと思う。

玉置神社(奈良県十津川村)に行った時の御神木の木霊たち。(拡大してみると、可愛い
お目々の顔がいっぱいあるよ。「もののけ姫」のコダマと一緒。)
そうだ、精霊たちも見守っていてくれるのだった。
仲村映美
2012年 11月 28日
ミュージカルと銀座のXmasディスプレイ
音楽座ミュージカル「とってもゴースト」だ。
ここのところ考え事も多く、すっきりしない気分が続いていたので、観劇好きの私
にはとても嬉しい贈り物だった。
響和堂スタッフ、浩子ちゃんと早めに待ち合わせして、ゴハン食べながらゆっくり
お喋りした後、会場のル・テアトル銀座に向かうと、偶然かもしれないが座席が
6列19番。6月19日生まれの私は、更にヒートアップ。
音楽座のミュージカルは、いつも本当に心があたたかくなって、そして元気に、生きる
力が湧いてくるステージを観せてくれる。
ライブっていいなぁ。
終演後、有楽町から銀座中央通りを歩くと、Xmasディスプレイが着々と進んでいた。
通り沿いの植え込みには、もみの木にツリーライトを巻く準備がされていて、明日
からはもっと街全体が賑やかなXmasイルミネーションになることだろう。
昨年の震災後の自粛・節電ムードから、少し変化してきたようだ
ブルガリ(右上の小さな丸は、お月様)とカルティエは、特に美しいディスプレイが
施されていた。


「映美センパイ、クリスマスのご予定は?」と浩子ちゃんに問われる。
「シンスケ(マリンバ)のライブだよ。素敵なデートのお誘いは無さそうだしさぁ。」
ミュージカルの劇中、「愛してるんだ!」「愛してるわ!」と大声で伝える主人公たち。
この先、こんな風に愛を宣言できる日が自分に来るんだろうか、地下鉄に揺られながら
そんなことも考えた夜。
仲村 映美