2012年 05月 25日
映画「ハーメルン」募金について
1万円以上募金くださった方のお名前を、映画のエンドクレジットに掲載させていた
だくことになっておりますが、この掲載申込み受付期限は5月末日までとなります。
すでに応援団東京支部ホームページでご案内させていただいておりますが、どうぞ、
ご理解ご協力くださいませ。5月末日以降の受付分に関しましても、責任もって製作
委員会へお渡しし、同ホームページ上でご紹介いたします。
仲村 映美
2012年 05月 05日
月と涙
今夜はスーパームーンらしい。
いつもより月が14%大きく、30%明るいらしい。
ずっとこもって仕事をしていたので、ちょっと気分転換に外の空気を吸って
こよう。月光浴しよう。
ほんとだ。綺麗な満月に祈る。
部屋に戻って再度パソコンに向かい、ニュースを読んだ。
泊原発3号機が停止した。
これで42年ぶりに稼働原発が、全て停止した。
読んだ途端に、何故か、涙がボロボロとこぼれてきた。
積極的に何か活動してきたり、原発反対を声高に叫んでいたわけではないし、
これについて意見交換したり、調査資料をしっかりと読んだりしてきたわけ
でもない。もちろん、少しばかりの知識をもち、情報の収集はしてきたし、
広島出身なのでというわけではないが、強い意識はある。
が、人様に「反対活動をしています」といえるようなことは何もしてこなかった。
その私から,涙が溢れてくるのだ。
自分でびっくりした。
丁度、2005年、60年目の原爆記念日に広島空港に降り立ったときに、いきなり
胸がしめつけられて、涙が止まらなかった時と似ている感覚。
訳もわからず溢れてくる涙。
今、「 涙 」namida とキーボードを打とうとして、amida「阿弥陀」と変換
された。阿弥陀、無限の光をもつもの。
人々の流す涙の中に、阿弥陀はいらっしゃるということか。
きっと、心の奥底で、魂が喜んでいたのだろう。
不思議な喜びに包まれ、これが人間が求めていた道の入口なのだろう
と思った。
仲村映美
2012年 03月 16日
映画「ハーメルン」スタッフのみなさん-2
気を配って、撮影がスムーズに運ぶよう早朝から深夜まで奔走する姿に敬服。
そして一番一緒にいてお話することも多かった、メイクの三沢友香さんと衣裳の江口
久美子さん。可愛い妹たち。
制作スタッフHYさんのとってもとっても素敵な写真を撮ったのですが「きゃー、ダメ
ダメ」と掲載不可(笑)、加藤綾佳さんの雨でぬかるんだ地面に土をかぶせて、黙々
と整備していく姿がとても印象的でした。
スチールの松木雄一さん。とっても素敵な写真を撮っていらっしゃるカメラマンさん
を逆にこっそり撮影。
みんな映画が大好きで、現場が大好きで、ひとりひとりが自分の役割を必死に果たし
ながらよりよいものを仕上げようと打ち込む姿には、本当に感動しました。
映画の制作現場に立ち会うことができて、とても幸せです。
仲村 映美
2012年 03月 15日
映画「ハーメルン」スタッフのみなさん-1
撮影現場は、いつも穏やかで心地よい緊張感に満ち、お天気やいろいろな不都合で
変更を余儀なくされた時も苛立ちや衝突という不穏な空気が立ちこめるようなこと
はありませんでした。実に、大きな優しい眼差しに包まれているような、そんな
現場だったのです。
「ブログに写真とお名前を載せてもいいですか?」と許可を得て、みなさんの写真を
撮らせていただきました。
まずは、撮影の与那覇政之さん、清井俊樹さん、大竹正悟さん。いつも、空とにらめっこ
しながら、雲が流れるスピード、太陽の光を計算しながらの撮影。
照明の高橋拓さん、鈴木宏侑さん、澤村圭佑さん。昭和村の晩秋は日が暮れるのが早い
ので外での撮影時間が限られており、撮影と照明の連携はとても大変なんだなぁとあらた
めて知りました。
録音の杉佳奈恵さん、永口靖さん。車の音、飛行機の音、思いがけず入ってくる小さな
音にも神経を使って、とても集中力のいる仕事。
美術の畠山和久さん、N.Kさん。何度も何度も劇中のコーヒーを淹れたり、小道具を揃え
たり、いい感じに銀杏の葉っぱを降らせたり・・・とにかく画面に映る全ての小物に
愛を注いでいるようなお仕事ぶりでした。
続く・・・。
仲村 映美
2012年 03月 14日